「うさぎとかめ」と歩む県政の一歩

「うさぎとかめ」と歩む県政の一歩

皆さま、こんにちは。富山県議会議員の嶋川武秀です。
あっという間に4月も後半。新年度のスタートを迎え、気持ちも新たに、また一歩一歩、県政の場で歩みを進めております。

さて今回は、少し前の話になりますが、昨年の春、県議として初めての県政活動を本格的にスタートさせた際のことを振り返りたいと思います。

「うさぎとカメ」——私たちの会派の名前です
富山県議会では、議員それぞれが所属する「会派」という枠組みがあります。私は現在、最大会派である自由民主党議員会に所属しており、その中でも同期の一期生8名で「うさぎとカメ」というグループを結成しています。
この名前には、「うさぎのように軽やかに現場を駆け回りながらも、かめのように一歩一歩着実に歩みを進めていこう」という想いが込められています。スピードと着実さ——相反するようで、実はどちらも大切な県政活動のキーワードです。
実際、私たち「うさぎとカメ」は、月に一度、県内各地への視察を続け、地域の課題に耳を傾けてきました。能登半島地震への対応では、現場での声をもとに液状化現象への対策や支援制度のあり方についても真剣に議論を重ねました。

見える県政、伝える県政へ
議員になって改めて実感したのは、委員会、部会、議員連盟、勉強会……と、想像を超える数の所属や活動があるということ。私自身、40を超える役職に就きながら日々を駆け抜けています。
ある日などは、本会議、総会、委員会、研修、地域会合……と、朝から晩まで走り続けたこともあり、「いったい質問準備はいつやればいいんだ!」と自問する毎日でした。
しかしだからこそ、県議の仕事を「見える化」することの大切さを痛感しています。

「県議会議員ちゃ、何しとるが分からん」——この言葉を変えていくのが私の使命だと考えています。

「笑顔」と「発信」で、皆さまとともに
漫才師としての活動も続けながら、議会の場では真剣に、明るく、分かりやすく、県政を伝える努力を重ねています。
ときには全国放送の番組に漫才で出演する機会もありましたが、「政治家らしいネタで面白かった!」と多くの方に言っていただき、二足の草鞋でも挑戦し続ける勇気をいただいています。
もちろん、議会で曖昧な答弁はしませんから(笑)

県民の皆さまが、議会や政治に少しでも親しみを持っていただけるよう、今後も「うさぎとカメ」の精神で走り続けてまいります。
どうか引き続きのご支援を、よろしくお願いいたします。